平成27年 第64回 本部万霊殿大祭 報告

全国から大勢の同信の方々がお集まりになり、第64回本部万霊殿の大祭が執り行われました。前夜祭当日9月16日、各支部旗が神前にお供えになり、午後3時よりお経が始まりました。その後、白髭神社へ本部旗の御旗渡御(みはたとぎょ)が行われ、同日午後7時より同信の方々の体験談発表がありました。翌午前0時より、万象万霊のための鎮魂帰神祭と護摩焚きが厳粛に執り行われました。午前11時からの大祭のお経後、各道場責任者の体験談発表、そして最後に会長の法話を拝聴し盛大に大祭が行われました。

【動画】上記の画像をクリック(タップ)すると動画が再生されます。

 

大祭餅つき  15日午前 お供えする鏡餅の餅つき

大祭墓地霊廟参拝216日午前 会長ならびに各道場の責任者にて、冨士霊園にある教団物故者の合同祭祀墓初代会長 鹿島俊郎を祀る鹿島家墓地を参拝、そして、ご霊廟参拝として天地大権現尊・教祖戸次貞雄に大祭の祈願が行われました。

御旗渡御16日午後3時 お経の後、猿田彦之大神を先頭に会長ならびに各道場の責任者、各支部御旗奉持者による御旗渡御が白髭神社(教団本部の氏神社)にて行われました。

大祭同信体験談16日午後7時  同信の方々による体験談発表

17日午前0時  鎮魂帰神祭

         護摩焚き

17日午前11時 大祭

大祭法話体験談午前11時よりお経が始まり、その後、各道場責任者の体験談発表がありました。続いて会長の法話があり、最後に国歌と団歌を奉唱し第64回本部万霊殿大祭が終了いたしました。

 

『いただきます。』牛肉編     (紙芝居動画)

平成27年の第4回目(8月1日)のお滝修行で講演された、紙芝居を元に動画編集したものです。


 
この紙芝居の動画は将来を担う子供たちに食するという日々の生活を通じて、天地のお恵みを感じてもらい、万物万象、たくさんの生命や人々の支えによって生かされていることを考えていただければと思い、制作されたものです。教義的に説明するには不完全なものですが、少しでも日々の生活や信仰することに興味をもってもらえれば幸いです。
普明会ホームページ作成チーム
by Fumyou Web Team

 

 

お滝修行報告②  天の瀧水神について

天の瀧水神1

下記は、平成21年9月17日発行の普明会報に掲載されたものです。

昭和51年10月1日発行
普明会報 第123号
二代会長法話より抜粋

幕(幕川金神滝)のお滝修行は各自の先祖の業障懺悔だったのですが、ここ(万霊殿)のお滝はどうもそうではないらしいのです。先祖ではなく神様の修行なのでした。

皆さんと一緒にその土地の神々、氏神様が集まられて修行されるのだそうです。その後大祭でお祓いを受けられ、今度は出雲大社で御位をいただかれるという順序なのだそうです。そのはじまりがお滝修行なのだと教えられました。

お滝修行お滝修行と申しますが、そこにあるのはプールです。プールに張られたただけの水としか私たちには見えませんから、草刈りをしてプールに入って、盆踊りをして帰るだけだ、というふうに思うようになったのではないかと思います。

ところがこの水は、正真正銘の滝の水なのです。地下に滝があるのです。万霊殿を建てるに当たりまして、一番最初に井戸を掘りました。水が出るか出ないかが問題でした。昼夜、掘削機械が回り続けて、70メートルで水が出ました。岩盤を何層も堀り抜いて水を見た時には、本当にみんなで喜びました。ところが安心して一晩、機械を止めておいたら、掘削した土砂が固まって穴が塞がってしまったのです。それからが大変でした。結局とうとう機械を捨てて、新しく掘ることになりました。

これだけの工事のできる新しい機械は、おいそれと手に入るものではないそうで、ずいぶん苦労があったようですが、二ヶ月ほどして再び作業が始まりました。

少し離れた所を掘り始めましたが、70メートルでもだめ、100メートルでもだめ、120メートルでもだめ、そしていよいよ水脈に当たったところが200メートル下がったところでした。最初の所から少し離れた所なのに、70メートルから200メートルまで水みちがなかったのです。

しかし、その水量の豊富なことは、「どんな干ばつがあっても涸れません」と保証されました。また、まったく癖のない水で、富士山に降った雨水がこの水脈に入るには200年かかり、これは200年前の水だとも言われました。一つ一つびっくりする話で、土の中ってわからないのね、と言っておりました。

その掘削中に、円柱形の長さ2メートルほどの岩盤が、壊れないで出ました。岩盤に次ぐ岩盤なのですが、なかなか大きいままでは掘りきれないわけです。それでその石柱を水口(1号井戸)に立てることにしました。水神様のしるしを刻ませていただこうと思い神様のお名前を伺いましたところ、「天の瀧水神」と教えられました。その時の霊感では、天界にお滝が現れたそうです。

「天の瀧水神」と口にいたしまして、初めて気がついたわけです。少し離れた所に、70メートルから200メートルまでの落差があるわけです。そうすると滝なのです。地下の滝なのです。表には見えない、霊界の瀧でした。

その水がプールに入ってくるわけです。幕のお滝では、しぶきだけで精一杯の人も、このお滝には入れます。落差130メートルものあるお滝の水を、しかも、200年前の水をいただいていたわけです。万霊殿の滝修行として四年目を迎えまして、今回、天界の滝である神々の修行場であることを、わからせていただきました。

万霊殿しめ縄用稲の青田刈りから乾燥までの経過報告

今年5月20日、しめ縄等に使用する稲の苗を植え、その稲を8月25日から29日にかけて青田刈りをさせていただきました。ことしは雨天の日が多かったことや、稲が「いもち病」にかかるなどのことがあり、稲の生育を大変心配しましたが、おかげさまで丈が約170㎝ほどある立派な稲ができあがりました。本部職員にとりまして、稲作をするのは初めてのことでしたが、職員みんなの力で稲作し、稲架(はさ)掛けまでさせていただくことがきました。

青田刈り1青田刈りする田んぼの様子(丈がおよそ170㎝)

はかま取り1刈り取った後、稲架(はさ)掛け乾燥させるため、適当な量に束ねる

稲架掛け1稲架掛けの様子

乾燥、稲架掛け1業務用扇風機や除湿乾燥機を使用し、完全に乾燥するまで陰干し 9月7日

青田刈り後1無事、稲刈りが終わりました。8月29日

平成27年大祭祈願 橿原神宮 石上神宮 伊勢参拝報告

平成27年9月17日に当教団本部万霊殿大祭(16日前夜祭、17日大祭)が執り行われます。お滝修行に引きつづき、その祈願として8月18日、会長はじめ各道場の責任者により橿原神宮石上神宮猿田彦神社伊勢の神宮の参拝が行われました。また、内宮の参拝は翌日午前0時より御旗渡御(みはたとぎょ)が行われ、大祭祈願をさせていただきました。

橿原神宮2石上神宮2外宮2月夜見宮2猿田彦神社2伊雑宮2

ご恩師S33年伊勢              昭和33年 戸次貞雄(写真左) 伊勢参拝の様子

 

 

 

平成27年 お滝修行報告

万霊殿大祭を迎えるにあたって、その最初の行事であるお滝修行が、平成27年7月18日より8月1日まで、4回にわたり万霊殿境内にて行われました。

今年のお滝修行期間中は季節外れの台風11号、12号が到来し、全国から同信の方々が集まる道中や行事の進行が心配されたりもしましたが、おかげさまで1回目から4回目までお天気に恵まれ、守られたなか無事終了いたしました。ありがとうございました。

プール掃除1

ご奉仕1

お滝1.jpgこのプールの水は昭和48年、万霊殿建設の際、井戸を掘ったところ地下200メートルにある滝壺に当たり、その水を汲み上げたもので約200年前に降った雨水といわれています。この水のご神名は「天の瀧水神」(あまのだきすいじん)といい、万霊殿にお祭りされています。

夕食、花火、紙芝居4

 

角塔・三塔神権現

万霊殿 角塔
【万霊殿 角塔】

向かって左より

…全世界中絶児流産児水子一切之霊

…全世界古今戦争犠牲一切之霊

…全世界国土開拓犠牲一切之霊

…全世界古今天災犠牲一切之霊

…全世界畜身畜類魚介類一切之霊

 

image002image003
【三塔神権現】

5本の供養塔(角塔)の後方には、教祖戸次貞雄の指導により、三塔神権現という石塔が万霊のための塔として建立されており、六道の御霊がお祀りされています。

正面…無量義経徳行之善功徳力救是(無量義経徳行の善功徳力これを救う)

向かって右面…地獄 餓鬼 畜生 参供養之塔

向かって左面…阿修羅 人 天 三供養之塔

背面…為萬霊立是塔(万霊のためこの塔を立てる)

平成27年 万霊殿 角塔大祭

 平成27年7月2日午前9時15分より本部万霊殿において、本部職員並びに各道場の責任者が参加し、会長の先達により角塔大祭が執り行われました。
 毎年、梅雨時に行われており、今年の静岡県地方は例年より雨が少なく、祭事当日の本格的な雨は非常にありがたく感じられました。この供養塔(角塔)は屋外に祭られておりますが、上屋のおかげで無事滞りなく祭事が執り行われました。

平成27年角塔大祭

 【万霊殿角塔、三塔神権現について】
 普明会では当初より、土地の犠牲霊のために供養塔(角塔)が建立されてきました。本部万霊殿や供養塔がある各道場では、その土地の因縁となっている御霊たちに対して供養され、毎月角塔祭(各道場によって祭事日が異なります。)として祭事が行われております。
 また本部万霊殿では、その大祭が毎年行われています。

 角塔の後方には三塔神権現の石塔(万霊のための供養塔)が建立されており、万霊救済の順序がとられています。

 
 
 

普明会教団「合同祭祀墓」完成報告

 平成27年5月下旬、冨士霊園内(静岡県小山町)に「合同祭祀墓」が無事完成し、6月7日、お祓いの儀が執り行われました。
 この合同祭祀墓の場所は鹿島家墓所のならびにあり、当教団の同信の方と、そのご先祖やご家族の方々が対象となります。
 詳細や要旨につきましては各道場にてお問い合わせください。

合同祭祀墓完成

合同祭祀墓完成2

合同祭祀墓完成3
カロウト部(骨壺約1200体埋葬可能)
合同祭祀墓完成4
お祓いの様子
玉串奉奠(合同墓完成)
会長の玉串奉奠

水田工事完成、平成27年 お田植え行事報告

 しめ縄用わらを作るための水田が本部万霊殿南側(梅林前)に完成し、平成27年5月18日にお祓いの儀が執り行われました。

 続いて20日、盛岡より届いた苗(丈の長い品種)のお田植えが、会長はじめ本部職員によって行われました。

お田植え行事の動画

水田お祓い

お田植え

 初夏のさわやかな風の中、太陽の光が降りそそぐ恵まれた天候のもと、教団として初めてのお田植えが行われました。職員も皆初めてのことで、苗をまっすぐに植えることができず苦労しましたが、会長はじめ職員みんなで楽しみながら植えることができました。また、足腰も大変鍛えられました。(^o^)

 微力ながら我々で植えた苗が、秋には丈が長く成長し刈り取られ、年の暮れには、しめ縄になっていくことを楽しみにしております。ありがとうございました。
本部職員一同

田んぼ