平成28年1月31日 第56回 祖神祭

祖神祭とは昭和35年1月31日、初代会長鹿島俊郎の命日で、そのお祭りが毎年行われております。

前日の1月30日には教団職員による鹿島家墓地の参拝、前夜祭が執り行われました。また、当日は暖かい気候に恵まれ、全国から大勢の同信の方々が本部万霊殿にお集まりになり、祖神鹿島俊郎のご威徳を偲び、自らの使命達成を祈願して、午前10時よりお経供養が行われました。

その後、昨年12月に当教団職員を退任された現在東京支部の谷口一夫さん、松山支部責任者の佐々木継人の体験談発表があり、続いてご生前の鹿島俊郎のスナップ写真や動画を拝見しながら「陰の力(仏智は思議し難思)」(祖神法話集CDより)を拝聴しました。最後に会長鹿島孝夫の法話を拝聴し、参加者全員でご霊廟を参拝し祭事が終了いたしました。

下記のスライド動画①は、鹿島俊郎のご法話(約50分)を拝聴した際、参加者の方々にご覧いただいた映像から抜粋し、昭和25年から32年までの写真を年代順に短く編集したものです。次回、昭和33年から34年までのスライド動画②と福井支部同信が撮影した動画映像③をアップする予定ですので、ご期待下さい。
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  祖神祭ー冨士霊園6祖神祭ー法話4 祖神祭ーご霊廟5

 

平成27年 本部万霊殿 年末行事報告

平成27年12月24日から28日にかけて、各道場責任者が本部万霊殿に集合し、年末の各行事が執り行なわれました。

日程表5

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12月25日 万霊殿玄関飾り玄関飾1

12月25日~26日 しめ縄張り替え、鹿島家玄関飾り各所のしめ縄4

12月25日~27日 門松、鏡餅などのお飾り作り門松、お飾り作り

12月25日 神殿大掃除、しめ縄張り替え神殿掃除、しめ縄1

12月26日 餅つき餅つき1

12月27日 鹿島家墓地 合同墓地 ご霊廟参拝 12月28日 お焚き上げ冨士霊園、おたきあげ

12月28日 餅上げ ※趣旨は鏡餅供進趣意書(かがみもちぐしんしゅいしょ)をご参考ください餅上げ1以上、すばらしい青空の中、滞りなく各行事が終了ました。ありがとうございました。

赤富士と正門1

平成27年 しめ縄作り報告

 しめ縄作りは、平成26年12月19日の水田造成のためのお祓いからはじまりました。その後、田植えなど職員による管理のもと順調に稲が生育し、8月、稲の刈り取りが行われました。そして、9月末よりの近隣支部による稲のはかま取り、わら打ちのご奉仕がありました。

 10月18日、19日、横浜支部にて照憲社(本部稲荷社)のしめ縄を作り、11月28日、29日、本部にて近隣支部の同信が参加し、本部神殿や各社のしめ縄を作らせていただきました。

 昨年(平成26年)までは12月26日より各道場の責任者によって作られてきた本部神殿、照憲社のしめ縄ですが、今年は初めて同信の方々によって作らせていただきました。参加した同信の方々は、しめ縄の大きさに驚きと戸惑いがありましたが、参加者一同、力を合わせてしめ縄を完成させることができました。また、このわらはしめ縄以外にも、玄関飾り、門松等にも使用されました。

注連縄-1注連縄-211月28日 本部にて近隣支部 よる、しめ縄ご奉仕

注連縄-稲荷11月29日 司照憲稲荷大明神のしめ縄取り付け。 風雨にさらされ傷みが激しいため、本年より予備として2本作りました。

注連縄-神殿12月25日 本部神殿のしめ縄張り替え。

『いただきます。』じゃがいも編     (紙芝居動画)

 

この紙芝居の動画は、ジャガイモという植物に対し、人間的な感情を注ぎ入れ、その喜びを表現したものです。
また、人間のカラダや他の生命体や物質、あらゆる生命力、現象はすべて天地のお恵みで、宇宙の心の現れです。ここでは人間と他の生命との宿命の違い、さらに人間の立場をいかに捉えるか、子供たちといっしょに考えるきっかけになれば幸いです。

以下の文章は初代会長鹿島俊郎のノートから抜粋したものです。
ご参考にしてください。

『夜、恩師(戸次貞雄)がかつて、近江二連隊に入隊されたときのことである。
皆は、ずいぶんしぼられて苦しんだが、恩師は上官に非常にかわいがられ、非常に楽をされた。
それも、訳あるかなで、あるとき、練兵場で、疲れて皆ツツジに腰をかけて休んだ。あとで恩師は、同僚や上官の前で、練兵場のツツジはかわいそうだ、同じツツジでも、ご隠居さんにかわいがられ、水や肥料をやられて、美しく咲いているのもあるし、咲くのも咲けず腰をかけられて、上にも伸びられぬよう、運命づけられたツツジもある。しかも、自分の力では、どうしようにもないのである。しかし、人間は、天地から、自由を与えられている。宿命によって、このツツジのように差はあれど、みずからの努力、決心により、運命さえ変えていくことを許された身の喜びを、つくづくと話したとき、上官もしみじみと聞き、変わった男だなと、皆一様に親切にされた。とのことである』 (祖神ノート抜粋)

普明会ホームページ作成チーム
by Fumyou Web Team

 

 

平成27年11月3日 第66回創立記念祭

当教団の創立記念祭は、戸次貞雄(普明堂主)の教えを奉じる会として、鹿島俊郎に『普明会』の会名が、国常立之命の神示により授かった昭和24年11月3日を創立記念日としています。今年で第66回目の創立記念祭が執り行われました。

全国から多くの同信が万霊殿に集まり、午前10時よりお経供養が行われました。その後、米沢支所の梶野孝一、名古屋支部の高桒一也の体験談発表、最後に会長の法話を拝聴しました。

初代会長鹿島俊郎や創立に関わった物故者の方々をはじめ、各道場を支えられた物故者のご苦労をしのび、使命達成を祈願いたしました。

創立記念祭-お経2

創立記念祭-体験談-法話

平成27年 第64回 本部万霊殿大祭 報告

全国から大勢の同信の方々がお集まりになり、第64回本部万霊殿の大祭が執り行われました。前夜祭当日9月16日、各支部旗が神前にお供えになり、午後3時よりお経が始まりました。その後、白髭神社へ本部旗の御旗渡御(みはたとぎょ)が行われ、同日午後7時より同信の方々の体験談発表がありました。翌午前0時より、万象万霊のための鎮魂帰神祭と護摩焚きが厳粛に執り行われました。午前11時からの大祭のお経後、各道場責任者の体験談発表、そして最後に会長の法話を拝聴し盛大に大祭が行われました。

【動画】上記の画像をクリック(タップ)すると動画が再生されます。

 

大祭餅つき  15日午前 お供えする鏡餅の餅つき

大祭墓地霊廟参拝216日午前 会長ならびに各道場の責任者にて、冨士霊園にある教団物故者の合同祭祀墓初代会長 鹿島俊郎を祀る鹿島家墓地を参拝、そして、ご霊廟参拝として天地大権現尊・教祖戸次貞雄に大祭の祈願が行われました。

御旗渡御16日午後3時 お経の後、猿田彦之大神を先頭に会長ならびに各道場の責任者、各支部御旗奉持者による御旗渡御が白髭神社(教団本部の氏神社)にて行われました。

大祭同信体験談16日午後7時  同信の方々による体験談発表

17日午前0時  鎮魂帰神祭

         護摩焚き

17日午前11時 大祭

大祭法話体験談午前11時よりお経が始まり、その後、各道場責任者の体験談発表がありました。続いて会長の法話があり、最後に国歌と団歌を奉唱し第64回本部万霊殿大祭が終了いたしました。

 

『いただきます。』牛肉編     (紙芝居動画)

平成27年の第4回目(8月1日)のお滝修行で講演された、紙芝居を元に動画編集したものです。


 
この紙芝居の動画は将来を担う子供たちに食するという日々の生活を通じて、天地のお恵みを感じてもらい、万物万象、たくさんの生命や人々の支えによって生かされていることを考えていただければと思い、制作されたものです。教義的に説明するには不完全なものですが、少しでも日々の生活や信仰することに興味をもってもらえれば幸いです。
普明会ホームページ作成チーム
by Fumyou Web Team

 

 

お滝修行報告②  天の瀧水神について

天の瀧水神1

下記は、平成21年9月17日発行の普明会報に掲載されたものです。

昭和51年10月1日発行
普明会報 第123号
二代会長法話より抜粋

幕(幕川金神滝)のお滝修行は各自の先祖の業障懺悔だったのですが、ここ(万霊殿)のお滝はどうもそうではないらしいのです。先祖ではなく神様の修行なのでした。

皆さんと一緒にその土地の神々、氏神様が集まられて修行されるのだそうです。その後大祭でお祓いを受けられ、今度は出雲大社で御位をいただかれるという順序なのだそうです。そのはじまりがお滝修行なのだと教えられました。

お滝修行お滝修行と申しますが、そこにあるのはプールです。プールに張られたただけの水としか私たちには見えませんから、草刈りをしてプールに入って、盆踊りをして帰るだけだ、というふうに思うようになったのではないかと思います。

ところがこの水は、正真正銘の滝の水なのです。地下に滝があるのです。万霊殿を建てるに当たりまして、一番最初に井戸を掘りました。水が出るか出ないかが問題でした。昼夜、掘削機械が回り続けて、70メートルで水が出ました。岩盤を何層も堀り抜いて水を見た時には、本当にみんなで喜びました。ところが安心して一晩、機械を止めておいたら、掘削した土砂が固まって穴が塞がってしまったのです。それからが大変でした。結局とうとう機械を捨てて、新しく掘ることになりました。

これだけの工事のできる新しい機械は、おいそれと手に入るものではないそうで、ずいぶん苦労があったようですが、二ヶ月ほどして再び作業が始まりました。

少し離れた所を掘り始めましたが、70メートルでもだめ、100メートルでもだめ、120メートルでもだめ、そしていよいよ水脈に当たったところが200メートル下がったところでした。最初の所から少し離れた所なのに、70メートルから200メートルまで水みちがなかったのです。

しかし、その水量の豊富なことは、「どんな干ばつがあっても涸れません」と保証されました。また、まったく癖のない水で、富士山に降った雨水がこの水脈に入るには200年かかり、これは200年前の水だとも言われました。一つ一つびっくりする話で、土の中ってわからないのね、と言っておりました。

その掘削中に、円柱形の長さ2メートルほどの岩盤が、壊れないで出ました。岩盤に次ぐ岩盤なのですが、なかなか大きいままでは掘りきれないわけです。それでその石柱を水口(1号井戸)に立てることにしました。水神様のしるしを刻ませていただこうと思い神様のお名前を伺いましたところ、「天の瀧水神」と教えられました。その時の霊感では、天界にお滝が現れたそうです。

「天の瀧水神」と口にいたしまして、初めて気がついたわけです。少し離れた所に、70メートルから200メートルまでの落差があるわけです。そうすると滝なのです。地下の滝なのです。表には見えない、霊界の瀧でした。

その水がプールに入ってくるわけです。幕のお滝では、しぶきだけで精一杯の人も、このお滝には入れます。落差130メートルものあるお滝の水を、しかも、200年前の水をいただいていたわけです。万霊殿の滝修行として四年目を迎えまして、今回、天界の滝である神々の修行場であることを、わからせていただきました。

万霊殿しめ縄用稲の青田刈りから乾燥までの経過報告

今年5月20日、しめ縄等に使用する稲の苗を植え、その稲を8月25日から29日にかけて青田刈りをさせていただきました。ことしは雨天の日が多かったことや、稲が「いもち病」にかかるなどのことがあり、稲の生育を大変心配しましたが、おかげさまで丈が約170㎝ほどある立派な稲ができあがりました。本部職員にとりまして、稲作をするのは初めてのことでしたが、職員みんなの力で稲作し、稲架(はさ)掛けまでさせていただくことがきました。

青田刈り1青田刈りする田んぼの様子(丈がおよそ170㎝)

はかま取り1刈り取った後、稲架(はさ)掛け乾燥させるため、適当な量に束ねる

稲架掛け1稲架掛けの様子

乾燥、稲架掛け1業務用扇風機や除湿乾燥機を使用し、完全に乾燥するまで陰干し 9月7日

青田刈り後1無事、稲刈りが終わりました。8月29日

平成27年大祭祈願 橿原神宮 石上神宮 伊勢参拝報告

平成27年9月17日に当教団本部万霊殿大祭(16日前夜祭、17日大祭)が執り行われます。お滝修行に引きつづき、その祈願として8月18日、会長はじめ各道場の責任者により橿原神宮石上神宮猿田彦神社伊勢の神宮の参拝が行われました。また、内宮の参拝は翌日午前0時より御旗渡御(みはたとぎょ)が行われ、大祭祈願をさせていただきました。

橿原神宮2石上神宮2外宮2月夜見宮2猿田彦神社2伊雑宮2

ご恩師S33年伊勢              昭和33年 戸次貞雄(写真左) 伊勢参拝の様子